舛田 桃香 さん

ご出身、活動拠点ともに東京都。ストーリーコーディネーター兼、アロマブレンドデザイナーとしてご活躍中。企業や個人の方に対し、ストーリーを引き出すことで、唯一無二の”魅せ方コーディネート”を行う。アロマの知識を組み込みながら、魅力を引き出していく。

人・モノの魅力を最大限に引き出す”ストーリーコーディネーター”

ーー舛田さんの今のご職業をお聞かせください。

ストーリーコーディネーター兼、アロマブレンドデザイナーをしています。

“ストーリーコーディネーター”とは、その人の持つストーリー、モノの持つストーリーを引き出し、より魅力的にみせる仕事です。全てのものにはストーリーがあり、それが個性となって唯一無二のブランディングが完成します。企業様と個人の方それぞれに合った方法でコーディネートしております。

自分にしっくりくるお仕事が無かったため、「ストーリーコーディネーター」という職種を新しく作り出しました。アロマは、その魅力を存分に出していただくためにも、セルフメンテナンスとしてお1人ずつにカウンセリングを行い、製作しています。まず素敵な部分を100%にしていただき、それを120%、200%にしていただくことが、私の仕事です。

ーー例えばどんなお仕事がありますか?

企業様向けだと、企業ブランディングやコンサルだけでなく、社員の方に対してアロマを組み込みながらのセルフメンテナンスの研修を担当させていただいたり、接客での魅せ方や伝わる文章、ことばの表現テクニックなどもお伝えしています。

歯医者さんからご依頼いただいた際は、スタッフの皆様向けに、「マスクをしたまま綺麗に魅せる方法」をテーマに、声の出し方やメイクの仕方をコーディネートさせていただきました。企業様の広報誌やプレスリリースを作成したり、代表インタビューや、社員インタビュー、SNSのライティングコンサルなど多岐にわたります。ミスアース出場をきっかけに、ミセス版コンテストのミセス・グローバル・アース東京のPRコーディネーターも担当しています。1つの方法に限らず、表現に通ずる全てのストーリーをコーディネートしています。

ーー以前はどのようなお仕事をされていたのでしょうか?

新卒から社会人3年目までで、3社にお世話になりました。

1社目ではグローバル人事海外赴任チーム、2社目では広報コンサルティングのような仕事で、メディア掲載をするときどうしたら会社の魅力が伝わるかをお伝えしていました。3社目では、事業企画に携わり、キャンペーンやイベントの企画等を行うクリエイティブな職種を経験しました。

会社員として仕事をしながら、就活の時からずっと頭の片隅にあった、自分が本当にやりたいことを言語化する作業を並行して行っていました。

ーー会社員時代も今のような「好きな場所で働く」働き方を実践されていたのでしょうか?

リモートワークを実践している会社もあったので、比較的自由な働き方だったと思います。

ですが、日本の文化としてまだリモートワークが定着していない&管理に不慣れなことで、必要以上に縛られてしまうこともあると感じました。今は日本全体的に、良い方法が生み出される途中かと思います。

ーー独立はいつされましたか?

2020年の後半から準備を開始しています。現在はWebデザインの勉強もしながら、コロナの影響もあるためじっくりこれからの道を考えて準備をしているところです。

学びたいことも増えたので、インプットが多めかもしれません。

ーー独立されるにあたって、不安な部分はありますか?

現在も準備中ということもあり不安は残りますが、"構想を言語化をしきれるか"、"実現ができるか"という漠然とした不安がありました。また、魅力をコーディネートするという道のりの中で、アイデア勝負な部分も出てくる仕事でして。アイデアが湧かなかったらどうしようという不安もありました。私の周りに自営業の方が少ないこともあり、退職をすること自体が大きな決断でした。

そんななかでも、やってみないで終わらせるより、やって失敗した方が良い。失敗しても自分のストーリーに代えていこう。と思い、まずは挑戦してみようと。

不安はたくさんありましたが、3年間会社員として働いているなかで、"自分の実現したいものに取り組みたい"という気持ちが色濃くなり、徐々に自分をごまかすことも難しくなってきたため、観念することにしました。(笑)

私がやっと辿り着いた新たなスタート地点

ーー従来の働き方が合っていないと感じたタイミングはいつでしたか?

友人や先輩からは、起業した方が良いのでは、と就活段階から言われていました。(笑)

大学時代から、ミス慶應SFCコンテストに出場したり、卒業してからもミスアースに出場したりと、自分の発信をし続けることに挑戦したりもしました。

自分がやりたいことを何とかして言語化したくて、しっくりくる言葉を探してずっと動き回っていたんです(笑)

頭の中にだけですが、はっきりとやりたいことが出来たのが、大学2年次にドローンレースの世界大会に参加した時です。出場選手やドローンのチームのブランディングに携わらせていただいて、魅力を引き出して伝えることの楽しさを知りました。

大学2年の時から考え続け、社会人3年を過ごして、魅力を引き出す時、自分がそれぞれの方のストーリーを最も重視していると気がつき、「ストーリーコーディネーター」に辿り着くことができました。やっとスタートできることが嬉しくもあり、少し緊張します(笑)

ーー使用している連絡ツールは何がメインですか?

Facebookのメッセンジャーをお仕事用にツールにしています。
InstagramやTwitterのDMからご依頼をいただくこともあります。
メール管理や仕事をする時間の自己管理も、自営業の大変なところだと思います。

当初は夜中でもメッセージを返したり、作業をしたりしてしまうこともありました。
ですが、この働き方はまずいと思い、SNSを開く時間や作業をする時間をしっかり決めるようになりました。

好きな場所を、働く場所に

ーーワーケーションはどこで行うことが多いですか?

活動拠点が東京なので、都内のホテルでワーケーションすることが多いです。
泊まらなくても、ラウンジなどで行うこともあります。
このご時世なので、人が少ないところをいつもリサーチしています(笑)
仕事をするうえで、景色や環境を変えることを積極的に取り入れています。

柔軟な発想が出来るようになるのが、リモートワークの魅力

ーーワーケーションはいつ頃から行っていますか?

GoToキャンペーンが始まったタイミングに準備を始めていたので、2020年9月頃から行っています。クライアント様に「気分転換になるよ」とおススメされたことがきっかけです。当時はワーケーションという言葉が広がっていなかったので、ワーケーションをやっている意識はなかったんです(笑)

場所も時間も制限がないので、心からリラックスして仕事することが出来ます。

アイデア出しやクリエイティブな仕事をする時に、柔軟な発想を出来るようになるのが、本来のリモートワーク、ワーケーションの魅力だと思っています。

そういう時は、あっという間に仕事が終わりますし、そもそも仕事をしている感覚が無い時もあります(笑)

ーーワーケーション以外だとどういった場所で働くことがありますか?

自宅が多いです。
後は朝早くに空いている穴場のカフェに行ったりしてます。
お昼に近い時間だとどこもすごく混んでいるから、探すのも一苦労ですよね(笑)
オンラインミーティングは自宅、作業系はカフェ、とタスクごとによって場所は変えます。
場所を変えるだけで3倍くらい作業効率が上がるんです!

個人を輝かせる

ーー舛田さんの今後のビジョンをお聞かせください。

人の良いところを引き出して、もっともっとキラキラさせていきたい。

マイナスな部分を無理矢理平均値にすることに目を向けるのではなく、1人ずつが必ず持っている"素敵な部分"を伸ばす社会にするお手伝いが出来れば良いなと思っています。

また、好きな時に好きな場所に居られるような働き方をしたいです。そのために今はたくさん勉強して、地道に努力していこうと思っています。自分らしさ全開でいられる海外の自由な雰囲気と考え方が好きなので、海外にもいられたら夢のようですね!(笑)

ストーリーコーディネーターは、場所に囚われず働ける仕事にしていこうと考えています。

少しずつ挑戦の幅を広げる

ーー最後にフリーランスになることに不安を抱いている方に対してメッセージをお願いします!

私も道半ばで、退職するまで時間がかかったので簡単には言えませんが、もし、フリーランスになりたいけれど踏み出せない、という場合は副業から入るのが不安が軽減されて良いのかなと思います。

フリーランスから会社員に戻りにくかったり、年齢が上がるにつれて転職しづらくなったりする文化が日本にはまだまだあると思います。

ですがコロナ禍で世の中が変わりかけている今こそ、挑戦のチャンスかもしれません。個性が尊重されるようになり、副業も認められつつあります。少しずつでも挑戦する幅を広げて、自分の好きなことを仕事に移行し、多くの人が自分の良いところを活かせる社会になって欲しいです。

ー今こそ挑戦するタイミングなのかもしれませんね。

舛田さん、貴重なお話ありがとうございました!