【S.Aさんのプロフィール】

広島県出身。現在はアウトドア系の旅行会社で活躍している。
趣味は離島巡り。全国の離島を巡る中で出会った小笠原諸島に魅了され通い続けるうちに、少しずつ旅をしながら働くスタイルを構築しつつある。

自ら新しい場所や環境に挑戦する

刺激を求めて東京へ

ーーまずは出身地からお伺いしてもよろしいでしょうか。

広島県出身です。
大学を機に上京しました。

ーー広島を出たきっかけをお伺いしてもよろしいでしょうか。

きっかけは、両親が関東出身だったので、東京が身近だったからですね。
せっかくなので広島を出て、東京のような刺激が多いところで学びたい、働きたいと思いました。
広島に残ることはあまり考えていませんでした。

進学について

ーー東京ではどのような学生時代を過ごされましたか。

早稲田大学に進学し、商業系の学問を中心に学んでいました。学科にこだわりがあったというよりも、早稲田大学はおもしろい人がたくさん集まる学校というような話をよく聞いていたので、とても興味があり進学を決めました。

ーー大学ではサークル活動などはされていましたか。

よさこいソーランサークルに所属していました。
北は北海道のソーラン祭り、南は高知のよさこい祭りなど、全国各地のお祭りに一年を通して参加していました。東京のお祭りも参加していましたよ。サークル漬けの大学生活だったと思います。

ーー他校との交流もありましたか。

お祭りごとに全国各地から集まってくるので、ありましたね。
学生以外の方も多かったです。
全国各地を回るので、旅行を兼ねているような感覚でした。それが今のフットワークの軽さに繋がっているかもしれません。旅行をしながら仕事をするというような。

ーー大学で慣れているからこそ、現在旅をしながら仕事ができているのですか。

そうですね。もともと、新しい場所に行くことや環境を変えることに抵抗はない方かもしれないですね。

働く中で見つけたもの

ーー新卒でどのような職種のお仕事に就かれたのかお伺いしてもよろしいでしょうか。

新卒では生命保険会社に就職をしました。金融機関でガチガチの日本企業、という感じで働き方の自由はなかったですね。そこから数回転職をし、現在はアウトドア系ベンチャー企業で働いています。

ーー現在お勤めされている会社様でリモートワークを始められましたか。

そうですね。これまで勤めた他の会社はリモートワークが難しい仕事でした。

ーー現在に至るまでのお仕事の経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。

大学時代に商学部だったということもあり金融系に興味があったので、ご縁があった生命保険会社に就職しました。残念ながら自分には合わない部分があり、転職を決意しました。

次にご縁があったのは、マリン系の専門雑誌の出版社です。そこで編集ライターとして勤務しました。
全国各地に赴き、その場所の海や地域のことを取材して雑誌記事にするというのが主な業務内容です。仕事はハードではありましたが、「海が好き」「書くことが好き」という部分が自分にマッチしていて楽しく続けられました。

その後その会社も退職し、現在はアウトドア系の旅行会社に勤務しています。 

リモートワークについて

今の働き方

ーー人とのコミュニケーションは以前より増えましたか。

現在の仕事は今までの仕事より人と関わる機会が増えました。

以前は、会社の中の人達だけのコミュニケーションがほとんどでしたが、今は自分の動き方次第で関わる人も広がりますし、コミュニケーションの幅が広がったように感じますね。スケジュールもある程度自分でコントロールできるようになったので、働きやすいです。

ーー基本的には在宅勤務ですか。

週に2回出社はしています。
出社をしない日の仕事はほとんど自宅でしています。

リモートワークで働くときに意識していること

ーー自宅で仕事をするときに気が散ることはありますか。

一人暮らしなので、仕事のほかに時間を取られることはないですね。
私の周り方もリモートワークを始めていて、「腰が疲れる」という話を聞きますが、
私はもともとダイニングデスクがあるので特に問題はないですね。

ーーメリハリとかタイムスケジュールはどうされていますか。

そこまできっちりと時間を決めているわけではないですが、会社員なので勤務時間は決まっていますし、基本的には出社するのと変わりません。メリハリがつかなくて困る、ということはないかなと感じています。

ーー仕事の進捗もオフィスと変わりませんか。

むしろ家の方が集中できますね。

ーー在宅ワークで使っていて良かったアイテムはありますか。

スピーカーですね。
オフィスでもイヤホンで聴きながら仕事をすることが多いですが、スピーカーだとBGM的な感じで集中できます。

ーーリモートワークは以前から導入されていましたか。

100%リモートワークではありませんが、ベンチャー企業で社員数も少なく、それぞれのバラバラ場所でWEBを繋いでミーティングなどは日常的に行っていました。

ーーリモートワークでのコミュニケーション不足についてどう思われますか。

顔を合わせて話す方がいいこともあるとは思います。

考えが決まっていない時や新しいサービスや事業を始めたいという時に、みんなの頭の中がフワフワしている状態で話すことがあります。
その際に「ホワイトボードに書き出してみよう」「同じ資料見ながら話してみよう」といったことができるので、顔をつけ合わせた方が話し合いが進むな、ということは度々感じていますね。
ツールが発達したとはいえ、オフラインの良さっていうのもあると思います。

ーーInstagramで小笠原諸島に行かれているのを拝見しましたが、初めて行かれたのはいつ頃ですか。

今の会社に勤める前にたまたま訪れたのが小笠原で、とても気に入ったので今でも休暇を取っては通っています。

その後、現在の会社に就職をし、仕事を続けていくうちに、うまく調整してネット環境さえあれば旅先でも仕事をするのは可能だなと思い、会社に相談しました。それにより、ワーケーションを実施することができました。

小笠原は気候や土地も素晴らしいのですが、なにより人が温かくて、居心地がとても良いので、これまでに二度、ワーケーションという形で仕事をしながら小笠原を訪れています。

 

これからやってみたいこと

場所を選ばない仕事スタイルの確立

ーー今後はどのような働き方をしていきたいですか。

そうですね。職場以外でも仕事ができるスタイルを確立しつつあるので、今後も場所を選ばずに仕事ができるような方向でキャリアを形成できたらいいなと思っています。

幸いにも私の業務の一部はネット環境さえあれば成立するものだったので、これまで小笠原という大好きな場所でワーケーションを行うことができました。

仕事を担いながらも、今後も小笠原や他の観光地等でも定期的にワーケーションという形で仕事ができたらいいですね。

ーーS.Aさんの思う小笠原の魅力を教えてください。

小笠原は世界遺産に登録されていますし、歩いて数分で海に行けるので、私は日本一の海だと思っています。
少し疲れたから休憩しようと思えば、数分の間でも極上の海に行けるのが魅力ですね。
気候も温暖で暖かいので、夏に行っても冬に行ってもいいですね。
寒いところに行くより暖かいところにいる方が気が晴れるじゃないですか。
明るい気分になれるのがいいところですね。

これから新しいことを始める方へ

ーーS.Aさんからリモートワークやワーケーションといった働き方をしたい方々へメッセージをいただけますか。

私の場合はワーケーションが目的だったわけではなく、旅をしたい、小笠原にもっと行きたいという思いから導き出した答えがワーケーションという形でした。

幸いにも現在の仕事内容がリモートワークでも支障のない場合も多く、実現することができています。

人によって状況や環境は様々かと思うので、自分にとって何が大事か、どのように生きたいかを考えて少しずつトライできるところから試してみるのがいいかと思います。

ーー働き方を変えたい方へメッセージをお願いしてもよろしいでしょうか。

「やりたいことを譲らない、自分に妥協しない、変化を厭わない」

ピンときたことに正直に行動するのがいいのかなと思います。

ーーありがとうございます。最後にS.Aさんの今後のビジョンをお伺いしてもいいですか。

ほぼリモートで仕事できたらいいなとは思いますね。
場所を選ばずに島や海外でも仕事をできるような仕事体制を作りたいと思っています。

S.Aさん、貴重なお話ありがとうございました!