【鈴木(すずき)さんのプロフィール】 

静岡県浜松市生まれ。リクルートでの経験を活かし、フリーランスでトラベルライターに。 Googleストリートビューを使ったリモート旅行の企画でZIP!にも出演し、他編集やSEO、広告コンサルティングの仕事も手掛ける。 

これまでの私

仕事をやめて次の日にアジアへ

―ーまずは現在の仕事内容を教えてください。

主にトラベルライターとして書籍や雑誌、TV、WEBメディア等で活動しています。

旅系の色々なメディアや雑誌で発信するのが基本の仕事スタイルで、具体例としては政府観光局(ドバイ、マカオ、フィリピン、西オーストラリアなど)やクルーズ船、航空会社、地方自治体・県庁、旅行系企業等から案件を頂き、取材・執筆しています。

それがトラベルライターとしての仕事で、あとはコロナ禍での旅について専門家として週刊誌でコメントしたり、ワーケーションについて航空会社の特集記事で答えたり、TVですとZIP! に去年出演させていただきました。その当時流行っていたGoogleストリートビューを使った、「リモート状態で旅行を楽しむリモートトラベル」というスタイルで、富士登山をリモートでナビゲートしたりもしました。

その他でいうと、表に出してない仕事としてはSEOコンサルティング等が得意です。メディアの編集長としてCV獲得のためのSEO施作を行ったり、SEOの強化のためのアドバイスや記事コンテンツ制作などを関わらせていただいたりしています。広告コンサル等もしていて、どうすれば集客につながるのかアドバイスしながらこういう訴求でこういうメインターゲットでこういう打ち出しをしていきましょう、というような感じでアドバイスする仕事もしています。

ーーリモートワークを利用した働き方はいつから始めましたか

4年前の2017年から始めました。

元々旅系が好きというのもあって、旅をしながらどうにか仕事ができないかなと思っていた時に、「ノマドワーカー」という言葉が世の中に出始めました。意味を調べてみた時に、自由にフリーランスでスキルを身に着けて自分の才能だけで生きていく、というような記事を読んで、私もそういうスタイルで働きたい!と思い、その当時(株)リクルートに勤めていたんですけど、(株)リクルートを辞めて退職した次の日に飛行機乗ってアジアに行きました(笑)

セブ島に留学したんですけど、その頃はランサーズやクラウドワークスが結構ノマドワーカーやフリーランスの方が最初仕事するときのサイトとして人気で、一番最初は私もそこで仕事を探しました。

会社を辞め、仕事を探した独立時代

ーーランサーズやクラウドワークスで仕事を請け負った案件はどのようなお仕事内容でしたか

ライティングをしていました。色々なものを書いていたんですけど、基本は旅系と美容系を最初やっていこうかなと思い、仕事を始めました。たまたまセブ島に留学しながら活動していた時に「今立ち上げ段階です」という旅行会社さんからオファーがあったんです。セブ島でオプショナルツアーを販売している会社様だったので、現地で取材してくれる人が欲しいということで様々なセブ島の記事を書かせていただきました。その後もその旅行会社さんが色々とお仕事をくださって、日本に帰ってきた後も 、その会社に業務委託で入って、編集者7人・ライター100人ほどを動かして一つのWEBマガジン作るお仕事を2年間ぐらいさせていただきました。

最初は旅行会社やメディアで継続的にお仕事を頂けるように努力して、そこをメインにやっていくスタイルだったんですけど、今はもう囚われていません。様々なところからいろんな案件を受けるスタイルですね。

2年ちょっと経つごろから知名度が上がってきて、トラベルライターっていったら自分の名前が挙がってくるようになった時に、ある程度安定してちゃんとした案件が来るようになったので、その時から来たものを受ける!スタンスでお仕事をしています。 

フリーランスとして充実している現在

ーーフリーランスとして活動していて、達成感を感じるポイントはどこですか

私は記事を書いたり発信する立場なので、その書いた記事を「みたよー」とか「面白かったよ」と言われたり、クライアントさんから「こういう風に記事化してもらって嬉しい」といった声をいただく時が一番うれしいですかね。 

私自身としても「知られていない魅力を発掘していく」というのが自分としてはやりがいとして感じていて、旅行に行ったり、現地の取材をしていると「こういうところ知られていないな」と思うところがあったりするんですよね。国が歴史を大事にしていて、いろんな思いがあってその場所を維持していたり、意外な場所で環境整備をしていたり、ただ綺麗や面白いよりもその背景にあるものを知ると、旅の見方が変わるなとすごく思います。そのようなことを上手に旅行者の方々に伝わるといいなと思って仕事しているんですけど、様々な場所の素敵なところを知っていく過程は普通に旅行していたら知れないことでもあるので、そこがすごく楽しみなところだったりでもありますね。 

鈴木さんの一日の流れや作業場所は?

好きなことを仕事にしているので苦にならない

ーー1日のスケジュールと1週間の休みはどのような感じですか

前までは土日関係なく空いてたら仕事するスタイルでした。

今は結婚して子供もいるので、土日は休んで平日は働いて夜家事をするようなスケジュールなんですけど、その前は基本的には夜中だろうが働くみたいなことが多かったです(笑) 

ライターになると納期もあるので、自分のスケジューリングがしっかりできないと朝まで書いている、といったことも多々あるんですよね。でも原稿関係の締め切りに併せてだったり、自分の空き時間とか体力に合わせてスケジューリングできるし、なにより好きなことを仕事にしているので苦にはならないんですよね。 

あんまり働いている感覚もなく、楽しくやり続けて1週間たったというような感じですね。

集中するときはカフェやホテルへ

ーー基本はご自宅で行っていますか

大部分は基本自宅で行っています。たまに家だと集中力が続かないときがあって、そのような時はカフェに行ったり、ホテルで1日仕事したりしますね。 

カフェに行くと誰かがいるのでだらけられないからかえって集中できます(笑) 

トラベルライターになったきっかけ

ーートラベルライターになったきっかけはなんですか

トライベルライターになりたいというのは大学生の時から思っていました。その時に今はもうありませんが、「地球の歩き方」のダイアモンド・ビッグ社がやっているトラベルライター講座にも行っていて、出版系にすごい興味があったんですよね。旅系の本を作ってみたい想いがあって、出版系のお仕事を目指していました。ですが、ちょうど私の就職の時にリーマンショックが重なっていて、就職氷河期だったんです。あんまり選べる状況じゃないタイミングで、一番最初にブライダルの会社に内定が出たので、出版系の仕事をどうしようかと思っていたんですけど、あまり選べる余裕がなくて。その時はブライダルのお仕事にも興味あるし、ブライダル系に行ってみようと決心しました。ブライダルの仕事を3年続けても出版関係への夢が諦められなかったら、転職してそっちの道目指そうっていう風に決めていたんです。それで結局出版関係の仕事の夢が諦めきれず、出版社に入ろうと思って探していたんですけど、その当時に色々調べた時に編集経験があったりとか、出版関係の経験がないと応募すら出来ない会社が多くて。その時に「(株)リクルートだったら営業から出版までの工程(撮影、執筆、入稿、校正)を全部経験できるから、やってみたらどうだろう?」とリクルートキャリアの担当の方に言われて確かにそうだなって思いました笑) 

それで(株)リクルートに入って、約3年半、お仕事をしているうちに出版に勤めなくてもリクルートでの経験から独立してできるかもしれないなと思ったんです。

これがトラベルライターとして独立した経緯になります。

フリーランスをするために大事なこと

ある程度見込める業務委託案件を見つける

ーーフリーランスをするにあたって最初の不安は何でしたか

会社員がフリーランス一本でお仕事をするとなった時に、「安定して仕事を貰えるのか」というのが一番の不安要素だと思うんですよ。そうなった時に、ある程度長期間継続してお仕事をもらえる業務委託の案件を見つけるのが一番早いですかね。自由度もある けど不安定要素が少ないというか。業務委託の契約内容にもよると思うんですけど、好きな場所や好きな時間で自由に仕事をするために、必要な分だけ自分のスキルを身につけると良いと思います。

それが一番だと思います。

最悪ダメだったらもう一度就職しよう

ーー鈴木さんの周りにはフリーランスの方々は多かったのですか

正直私は無鉄砲に飛び込むところがあって、私の周りにはあまりいなかったんですよね。 

 ちゃんとステップを踏んでフリーランスになるような方も知り合いに居ましたが、そのステップを踏むのがめんどくさくて(笑) 

やってみちゃえみたいな。最悪ダメだったらもう一回就職しようかなぐらいの気持ちで、独立しましたね。 

子供との2か月間の海外移住を想定し、今後もフリーランス活動に注力

ーー最後に鈴木さんの今後のビジョンを教えていただけますか。

移住なんかできたらいいですね。でもまだ妄想段階です(笑) 

もう完全に移住しちゃうか、仕事のスケジューリングだけしちゃって年に2か月間くらい海外移住とかも面白いなっていう構想はしたりしています。 

まだ子供が小さいので子供の成長によりますけど、一緒に海外旅行とか行けるようになったら、子供連れて2か月だけとかもいいなと思います。 

 鈴木さん、貴重なお時間をありがとうございました!