【和田 真純(わだ ますみ)さんのプロフィール】

株式会社コミクリ所属。
WEBデザイナー・ケーブルテレビのレポーター・学校職員などを経て、2018年5月に周南市より企業誘致を受けたまちづくりIT企業の株式会社コミクリに入社。
山口県周南市、長門市にて、ワーケーション等の地方創生の発信をメインにご活躍中。  

これまでの私

新たな事業へのチャレンジ

ーー今のご職業はなんですか。

自治体や図書館のシステム開発を行うIT企業に務めています。
私自身は、山口県にあるオフィスの運営責任者マネージャーというポジションで
「新しい事業、新しい働き方を」ということで0から立ち上げを行い、今年で3年目になります。
具体的には、就業機会を求めている子育て世代の方や地元企業のみなさまにリモートワークやテレワークを知っていただくような地方創生を行っております。

ーー今のお仕事に就かれた経緯をお聞かせください。

もともと、フリーランス+会社員などいくつもの働き方を選択していく生き方をしていました。金融機関や学校組織などの組織に属しながら、WEBデザインのスキルを活かして並行した働き方をしているなかで、この働き方に面白みを感じていただき、すべてのスキルを活かして一緒に働かないかと誘ってくれたのが今の会社です。

ーー不安はありませんでしたか。

もともとチャレンジ精神は豊富なほうなのであまり不安はありませんでしたが、新しい仕事をスタートする前日がばたばただったので、飛行機に間に合って乗れるかどうかが不安、なくらいでした(笑)

2月28日にプロジェクト職員として働いていた学校を退職し、夕方の飛行機で上京し翌日の3月1日に入社という怒涛のスケジュールだったんですよ。自由に働ける複業を選んでいたので、サラリーマンという働き方を40代後半でまたチャレンジするのは少し不安でしたが、地域の人のお役に立てる仕事ができるというのはなかなかないことだと思ったので、お世話になることにしました。

仕事選びに軸はない、あるのはご縁

ーー様々なお仕事をされていますが、職業選びの軸はありますか。

基本的に軸はありません。目の前の仕事を一つ一つこなしているうちに、また新しいお仕事のお誘いをいただき、振り返ると全てが無駄でなく一つの道としてつながっているという感覚です。
波のように、自分の仕事に対しての感じ方にも満ちているときと引いているときがあると思っています。

「今引き波だな」「このお仕事はもう私じゃなくてもできるな」など私の役目は終わったなと感じたときに、新しい出会いや「うちで仕事しない?」とお声がけをいただくことが多かったです。

そういった意味では、ひとつひとつの仕事を通じて御縁と出会いがつながって今があるので、様々な仕事をしていて良かったなと感じます。

好きな場所を、働く場所に

1つの所に留まらない

ーー様々な場所で働くスタイルは昔からですか。

そうですね、何回も引っ越しています。
2005年にWEBデザイナーとして独立した時から、ホテルに暮らしながら仕事をするというのが好きでした。ですので、山口県、東京、大阪と横断する働き方をしていました。
色んな場所で暮らすことが好きだったので、同じところに住み続けているのは出産後が初めてです。

ーーどこでも仕事をするスタイルの良い点を教えて下さい。

出産当時はフリーランスだったので、子供が2ヶ月の時にはもう仕事に復帰していました。

時間と場所に制約されない働き方が当たり前でしたし、そのおかげで私自身助けられたこともたくさんあったので、このような働き方を多くの方に知っていただくお手伝いをしようと今活動しています。

ちょっといい空間に自分の仕事を置く

ーーワーケーションという言葉が広がる前からワーケーションされていましたね(笑)

そうですね(笑)
昔から旅をしながら働いていた働き方にワーケーションという名前がついて一般的になったという感覚です。
起業当時はものすごく忙しかったのと、当時は平日であればラグジュアリーなホテルもリーズナブルに宿泊できていたので、宿泊場所は厳選して、奮発をしてちょっといい空間で仕事をするということは重要視していました。ですので、自宅以外で仕事をすることで生産性が上がるというのは実感済みでした。

ーーワーケーションは仕事に行く感覚と旅行に行く感覚、どちらですか。

ニュアンスとしては、仕事に+αをつけた感じです。

私がSNSで紹介させていただいている旅館の中には、ロケーションや家具、備品などにこだわりを持ってワーケーションルームを作ってくださっている場所もあります。

良い仕事をしてもらおうというオーナーの厚意が感じられる場所で仕事をすると、やはり生産性が上がりますし、疲弊した気持ちをリフレッシュさせる効果はあります。

良い景色と共に作業したり、良いお湯の温泉や地元の美味しい食べ物でリフレッシュしながら働くという働く+非日常の空間という選択肢の1つとしてワーケーションは良いなと感じています。

これからの私

五感でリフレッシュする働き方

ーー今後こうなりたいというビジョンはありますか。

山口県の旅館や観光業務の方が、ワーケーションができるように快適な空間を作られていますし、温泉旅館がワーケーションができるようにこだわった空間にリノベーションしている取組は全国でも珍しいのではと思います。

今後どんどん広がっていくと思いますし、こんな素敵な場所があるよというのをSNSなどの発信を通じてお役に立ちたいと思っています。そんな活動が山口県や全国の素敵な場所でのワーケーションを周知させるきっかけづくりになれば嬉しいです。

新しい生活様式になってきましたし、「多拠点」や「多様性」などいろいろなキーワードで変わっていく転換期だと思っています。その中でワーケーションやリモートワークという働き方で、皆さんが心身ともに健やかに働ける選択肢が増えれば良いなと思っています。

働き方を変えるきっかけ作り

ーー読者の方にメッセージをお願いします。

ワーケーションはきれいな海や良い温泉などを肌で感じることで、五感でリフレッシュできる働き方だと思っています。そのような働き方で生産性を上げることを通じ会社にも貢献できると思っているので、新しい働き方の選択肢として体験していただきたいです。

働いている方はみな忙しいと思います。その中に1時間でも2時間でもリフレッシュできる働き方というのは、心身ともに健やかになれるのではないかと思います。

和田さん、貴重なお話ありがとうございました!